富士山登山
趣味で山登りもするんですよ。

































人にこう言うと「富士山は登った?」と聞かれる事が良くありました。
「富士山は登るのではなく遠くから眺めて楽しむ山ですよ。」
などと答えて来ましたがそうは言ってもやっぱり日本一の山。
いつかは登ろうと思っていて、ついに8月27日、28日の一泊二日で富士山に登ってきました。
登山自体は今年の4月に登った三重県の藤原岳以来です。
ルートは富士宮。
新東名新富士IC下車でコンビニで買い物をして水ヶ塚駐車場へ。
そこからシャトルバスで五合目までやってきました。
五合目レストハウスで朝食を食べてさっそく登り始めました。
山頂方面を見上げる。
山頂は遥か彼方。
歩き始めて直ぐに六合目2490m雲海荘、宝永山荘に到着。
ここは休憩しずに通り越しました。
さすがは世界遺産。
沢山の登山者で賑わっていました。
新七合目2780m御来光山荘に到着。
ここで小休止。
天気は時々雲が掛かるけどマズマズの天気。
後からも続々登って来ます。
右手には宝永の大噴火で出来た宝永山が綺麗に見えました。
宝永山に登っている人も沢山いました。
元祖七合目山口山荘に到着。標高は3000mを越えました。
ここは一番賑わっていました。
ここでも小休止。

八合目3250m池田館に到着。
ここまで高山病予防でいつものペースよりだいぶゆっくり登ってきました。

調子にのってここでビールを一杯。
美味しかったけどこの一杯が原因で後悔することに。
御賽銭が刺さっています。
えびせんはパンパン。
立派な石垣の,万年雪山荘が見えてきました。
今回の宿泊地、九合目3460m万年雪山荘へ到着しました。
ここでなんと頭痛が。
どうやら高山病の初期症状のようです。
今まで登山で高山病になった事はありませんでした。
過去に北岳に登った時も北岳山荘のテン場で寝不足でビールを飲みまくっても高山病にはならなかったタモリ。
少々油断しました。
受付を済ませ部屋へ案内してもらいました。
部屋の様子です。
一部屋で六人。
予想はしていましたが狭いです。
当然ながら隣の方と肩と肩がひっつきます。
高山病で頭が痛かったタモリはバファリンを飲んで夕方まで仮眠をしました。
五時頃夕食です。
夕食はカレー。
バファリンを飲んだ事で頭痛が回復しましたのでカレー完食です。
食堂には結構な種類のメニューがありました。
ビールが凄く飲みたかったのですが高山病の恐れがあるのでグッと我慢しました。
夕食後外は雲海が広がり絶景でした。
夜、夜景と星空を楽しみにしていましたが。雲が出てしまいに隠れて見えず残念。
ビールも飲めず、する事もないので早めに就寝したと思います。
翌朝。
なんと言う事でしょう。
起きてから凄い吐き気がします。
どうやら再び高山病のようです。
山頂へ行くのを止めてそのまま下山しようかと思いましたがせっかくここまで来たので、小さなアタックザックを背負い五時頃山頂へ向けて出発しました。
山荘泊の方達の半数以上は午前二時頃起きて御来光を山頂で迎えるために出発したようでした。
山荘の裏には万年雪。
吐き気が。気持ち悪い。
六時頃太陽が顔を出しました。
登り初めのこの辺りが一番吐き気がきつかったです。
意識的に呼吸を深く、深呼吸のようにそしてペースをかなり押さえて九合五勺3590m胸突山荘まできました。
ここで小休止。
水分を多くとって呼吸を整えます。
富士山本宮浅間大社奥宮手前で御来光を山頂で見たと思われる方達とすれ違いました。
どうやら頂上は青空が広がっているようです。
頂上富士館3720mまで来ました。
山頂の剣ヶ峰まではあと少し。
火口が大きく口を空けていました。
写真で見るより遥かにダイナミックでした。
山頂まであと一息。
山頂直下。
渋滞していました。
さすが富士山です。
35分程渋滞に列に並び写真をパシャリ。
富士山3776m無事登頂しました。
日本一高い場所から見る景色は雲が多めでしたが達成感は最高。
その後登頂の感動の余韻にひたりながら下山しました。

九合目万年雪山荘で朝食のお弁当を食べ荷物をまとめ山荘をあとにしました。
標高を下げるにつれて高山病の症状も回復し、五合目に下りる頃には全快。
いつかは登ろうと思っていた世界遺産富士山。
今まで登った山からすると異常な程の山小屋の数や国際色豊かな登山客、仮装して登ってる人、驚く程軽装(普段着)で登る人など、ある意味かなり特殊な山だなと思いました。
それでもやっぱり登頂した時の達成感や充実感、絶景、などは他の山と同じでまた機会があれば登ってみたいですね。
今はまだ3際の息子が山登りをするようになったら二人で登ってみたいなと思いました。
おしまし。